中央共同加工所跡

(共同水車)

 在地は千手堂820番地。組合員約30名、木造平屋亜鉛葺16坪、搗臼(つきうす)2斗張8個、挽臼(ひきうす)1個、割臼1個、製粉1式、銭輪の直径14尺、導水溝45間、休憩所1.5坪。建造昭和2年(1927)頃。この水車は、もと片石山の南に江戸時代後期に建造され明治20年(1887)ころ改修された水車を移転した。昭和23年水車廃止と同時に新式の諸機械に替え、電力により運転していたが昭和60年(1985)廃止。